新型コロナ7月下旬にも過去最多の感染予測 広島県・湯崎県知事

広島県の湯崎知事は、新型コロナの感染予測について「今月下旬には第6波のピーク1599人を超えて、他県と同様に過去最大の感染者数となる可能性がある」と話しました。

全国で感染が急拡大する新型コロナ。オミクロン株の新たな系統「BA.5」への置き換わりが進み、東京都では1万人超え、島根県では初めて4ケタの感染者が確認されています。

感染急拡大を受け、湯崎知事は広島県内の現在の感染状況について「若い世代の感染が増加が顕著だが病床のひっ迫は回避出来ている」と説明。ただ、「BA.5」への置き換わりが進めば1日の感染者数が2800人になる可能性もあるとしています。

広島県・湯崎知事

「若年層でまだ41・4パーセントの方しか(3回目のワクチンを)接種していない。夏休みが始まる前に速やかな3回目の接種をご検討いただきたい。」

また、まん延防止などの行動制限については今のところ考えていないということです。

一方、政府は全国の旅行に対し1泊最大1万1000円を補助する「全国旅行支援」の開始を延期する方向で調整しています。

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