ラベンダー 高原に漂う甘い香り 蒜山の観光施設で花盛り

紫に色づき見頃を迎えたラベンダー畑

 真庭市蒜山西茅部の観光施設・蒜山ハーブガーデンハービルでラベンダーが色づき、甘い香りを高原に漂わせている。見頃が続く8月上旬ごろまで摘み取り体験も楽しめる。

 約70アールの丘陵で濃い紫のグロッソと少し淡いドリームの2品種計1万株を栽培。6月下旬から咲き始め、今が花盛り。家族連れらが顔を近づけ香りを確かめたり、蒜山三座を背景に記念撮影したり、思い思いに過ごしている。

 夫婦で訪れた倉敷市の主婦(30)は「愛らしい花々とのどかな景色に癒やされた」と話していた。

 入園料は大人300円、中高生200円、小学生以下は無料。1人500円で100本程度摘み取れる。問い合わせは同施設(0867―66―4533)。

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