選挙事務ミス「再発防止に力」 岡山市長、東区で2件発生受け

岡山市役所

 岡山市の大森雅夫市長は12日、参院選(10日投開票)を巡る市の投開票事務でミスが重なったことについて「選挙は民主主義の基本で、公正かつ正確に行われることが必要不可欠」と述べ、再発防止に力を入れる考えを示した。

 この日の記者会見で市長は「ミスを類型化するなどし今後、このようなことがないようにやっていきたい」と強調。その上で類型化した情報を職員間で共有することが大事だとした。

 ミスは東区選管であり、瀬戸第4投票所の投票録で投票者数と残票を逆に記載。比例代表の投票用紙が投票者数より1票多く、市は投票所で1人の有権者に2枚交付した可能性があるとみている。

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