参院選岡山 小野田氏に当選証書 県庁で付与式 「重い責任感じる」

当選証書を受け取る小野田氏=岡山県庁

 10日に投開票された参院選岡山選挙区(改選数1)で再選を果たした自民党の小野田紀美氏(39)に対し、岡山県選管は13日、当選証書を付与した。

 県庁で付与式があり、県選管の大林裕一委員長が小野田氏に手渡した。小野田氏は「多くの支援をいただき、重い責任を感じる。防災減災のための国土強靱化(きょうじんか)に取り組み、原発再稼働に向けて国会で議論していきたい」と2期目の抱負を語った。任期は26日から。

 小野田氏は現職の知名度と党の強固な基盤を生かして支持を拡大し、39万2553票を獲得。無所属の黒田晋氏(58)=立憲民主、国民民主党推薦、共産党の住寄聡美氏(39)ら新人4人を退けた。自民は岡山選挙区で2013年から4連勝となり、衆院の5議席を含む県内衆参の議席独占を維持した。

 式に先立ち、県選管は選挙会で開票結果を確認し、小野田氏の当選を正式に決めた。

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