JR沼津駅鉄道高架事業費は当初より247億円増の1034億円 事業期間も7年延長=静岡

静岡県の公共事業についてのパブリックコメントが、7月13日から始まり、沼津駅鉄道高架の本体事業費は1034億円となる見通しであることが、明らかになりました。

県は客観性や透明性を図るため、公共事業を再評価して県民から意見を募集するパブリックコメントを実施しています。

これにあわせて公開した資料によりますと、県が実施する沼津駅鉄道高架化の本体事業費は、これまでより247億円増加し、1034億円となる見通しであることが分かりました。

理由として、労務費・工事費などの上昇、鉄道施設の耐震基準や安全基準などの改正による工事費の増加を挙げています。

また、事業計画の期間も7年延長し、高架への切り替えは、2040年度中に実施する見込みです。1.0以上であれば「事業への投資効果がある」とされる費用便益比は、1.1としています。パブリックコメントは、8月12日まで実施されます

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