全国の地ビール味わって 津山の商店街 16日からフェスタ

全国地ビールフェスタをPRするチラシ

 全国各地のご当地ビールを集めた「第25回全国地ビールフェスタin津山」が16日、津山市中心部の商店街・ソシオ一番街で開幕する。23、30日、8月6日の計4日間で地ビールを販売するほか、飲食の屋台や特設ステージでの音楽イベントが楽しめる。

 商店街関係者らでつくる実行委が1998年にスタートし、毎年この時期に開催。新型コロナウイルスの影響で2020、21年は規模を縮小したが、25年目の今年はコロナ以前に戻し、地元の作州津山ビール(同市)や美作ビアワークス(真庭市)をはじめ、ベアレンビール(岩手県)、志賀高原ビール(長野県)、伊勢角屋麦酒(三重県)、箕面ビール(大阪府)など9府県10銘柄を1杯(360ミリリットル)500円で提供する。

 当日はアーケードや空き店舗にいすやテーブルを用意。同商店街のおかみさん会などが屋台を出して唐揚げやフライドポテト、枝豆、フランクフルトといったビールに合う食事を販売する。入場時の検温や飲食時以外のマスク着用を求めるコロナ対策を徹底。食べ飲み歩きも禁止する。

 特設ステージでは津山ジュニアジャズオーケストラ(23日午後7時)、津山シティーブラス(30日午後7時)、B―craft(8月6日午後7時半)などが演奏を披露する。

 実行委は「味にこだわったビールをそろえている。普段飲めない珍しい銘柄を試してみて」としている。

 フェスタは午後5時~9時(オーダーストップは同8時半)。チケットは1部6枚つづり(前売り2500円、当日2800円)で、6杯飲むことができる。前売り券は開催日を除く8月5日まで、ソシオ一番街の各店舗で販売する。問い合わせは実行委事務局(0868―22―7654)。

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