岡山で県消防操法大会 24チーム 放水など訓練成果披露

俊敏な動きで標的に放水する団員

 第68回岡山県消防操法大会(県などでつくる実行委主催)が3日、県消防学校(岡山市東区瀬戸町肩脊)で開かれ、小型ポンプ操法の部は高梁市消防団宇治吹屋分団が3連覇を飾った。ポンプ車操法の部では岡山市消防団太伯分団が2大会ぶり3度目の優勝を果たした。

 新型コロナウイルスの影響で、開催は3年ぶり。3月に学校のグラウンドの舗装が完了したため、全国的に主流の実際に放水する「水出し操法」を初めて取り入れた。

 15市町の消防団から代表24チーム(ポンプ車操法7、小型ポンプ操法17)が出場した。隊員たちは指揮者の号令でホースを延ばしながら走り、標的に向けて放水するなど、日頃の訓練の成果を披露。放水までのスピードや動作の正確さなどを競った。

 他の上位成績は次の通り。

 ポンプ車操法 (2)津山市消防団阿波方面隊(3)和気町消防団第4分団▽小型ポンプ操法 (2)鏡野町消防団大野分団(3)岡山市消防団南第4方面隊(4)新見市消防団神郷分団(5)真庭市消防団久世方面隊第1分団(6)瀬戸内市消防団長浜分団

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