カレーやスカジャンに続け! 横須賀新みやげに冷製スープ レストランで販売

冷製ジャガイモスープとペリー提督のイラスト入りクリアボトル(横須賀市観光協会提供)

 神奈川県横須賀市の高校生が考案した冷製ジャガイモスープが16日から同市内のレストランで販売される。横須賀の新たな土産を生み出す「横須賀おみやげアイデアコンテスト2021」の入賞作品で、初の商品化。海軍カレーやスカジャンに次ぐ名物を目指す。

 コンテストは市観光協会が昨年初めて実施。201点の応募があり、5点が入賞した。冷製スープは高校生の倉澤ひよりさんが考案。市内で生産されたピンク色の甘いジャガイモ「ノーザンルビー」を使って、夏らしく爽やかな口当たりに仕上げた。

 応募時は、倉澤さんが描いたペリー提督の似顔絵を瓶や缶にあしらい、この中にスープを詰めた形での販売を検討していたが、難しいことが判明。同協会の働きかけで、京急線横須賀中央駅近くの「カプリチョーザトマト&ガーリック横須賀モアーズ店」で9月11日まで期間限定で販売されることになった。

 420円(税込み)。先着100人にペリー提督の似顔絵付きクリアボトルをプレゼントする。倉澤さんは「驚きと喜びでいっぱい。たくさんの人にかわいい、おいしいと思ってほしい」とコメントしている。

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