2022夏の高校野球福井大会、開会式で3年ぶりの全チーム集合「同じ場所立てることに感謝」 7月16日1回戦

福井県営球場のスタンド下で行われた開会式で、選手宣誓する敦賀高校の茂道和史主将(中央)=7月14日、福井県福井市

 夏の甲子園出場を懸けた第104回全国高校野球選手権福井大会の開会式が7月14日、福井県福井市の福井県営球場で行われた。新型コロナウイルス禍の影響で、全チームが勢ぞろいする式は3年ぶり。あいにくの雨でグラウンドでの行進は見送られたものの、選手たちは16日から始まる初戦に向け気持ちを高ぶらせていた。⇒トーナメント表を見る

 強く降りしきる雨を避けるため、式の会場を球場外のスタンド下に変更。全28チームが参加して行われた。保護者らが見守る中、前年王者の敦賀気比から順に学校名が呼ばれ、選手たちはその場で起立。敦賀気比の春山陽登主将が優勝旗を返還した。

 敦賀の茂道和史主将が選手宣誓。「全てのチームが同じ場所に立てることに感謝します。福井県大会を日本一熱い夏の大会にすることを誓います」などと力強く宣言した。

 1回戦は16日から同球場と敦賀市総合運動公園野球場で行われる。日程が順調に進めば7月28日に県営球場で決勝があり、優勝校は全国高校選手権(8月6日開幕・阪神甲子園球場)に出場する。福井を除く48地区では、既に大会が始まっている。

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