レンジャーズのコリー・シーガーが球宴選出 HRダービーにも出場

日本時間7月15日、故障を抱えているジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ)の代役としてコリー・シーガー(レンジャーズ)がオールスター・ゲームに出場することが発表された。また、シーガーはホームラン・ダービーにも最後の1枠で出場が決定。大谷翔平(エンゼルス)はホームラン・ダービーへの招待を受けていたものの、出場を断ったことが報じられている。シーガーは昨季まで所属していたドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで2つの大舞台に出場することになった。

シーガーは6月末までに15本塁打を放ちながらも打率.229、OPS.725と低調なパフォーマンスが続いていたが、7月に入って打棒爆発。日本時間7月9日から5試合連続本塁打をマークするなど、日本時間7月6日からの7試合で6本塁打を量産し、7月は打率.348、OPS1.165の好成績を残している。今季ここまでに放った21本塁打は遊撃手メジャートップの数字である。

また、自身2度目となるホームラン・ダービーへの出場も決定。前日までに8枠中7枠が決定し、最後の1枠の行方が注目されていたが、大谷やジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)ではなく、オールスター・ゲーム出場が決まったばかりのシーガーが選ばれた。レンジャーズでは過去にルーベン・シエラ(1989年)とフアン・ゴンザレス(1993年)がホームラン・ダービーで優勝しており、シーガーは球団史上3人目の快挙を目指す。

これでホームラン・ダービー出場者8名が決定。日本時間7月14日までの今季本塁打数に従ってシード順は以下のように決まった(1回戦では第1シードと第8シード、第2シードと第7シード、第3シードと第6シード、第4シードと第5シードが対戦する)。

1 カイル・シュワーバー(フィリーズ)28本塁打
2 ピート・アロンソ(メッツ)23本塁打
3 コリー・シーガー(レンジャーズ)21本塁打
4 フアン・ソト(ナショナルズ)19本塁打
5 ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)17本塁打
6 フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)15本塁打
7 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)8本塁打
8 アルバート・プホルス(カージナルス)6本塁打

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