カブス・鈴木誠也とパイレーツ・筒香嘉智が次戦から戦列復帰か

メジャーリーグ公式サイトによると、故障者リスト入りしている鈴木誠也(カブス)と筒香嘉智(パイレーツ)がそれぞれチームの次の試合から戦列復帰する可能性があるようだ。カブスの次戦は日本時間7月5日のブリュワーズ戦、パイレーツの次戦は同7月6日のヤンキース戦となっている。鈴木は左手の薬指を痛めて同5月28日に故障者リスト入りし、同7月1日からマイナーでのリハビリ出場を開始。一方の筒香は腰痛で同5月27日に故障者リスト入りし、同6月22日からリハビリ出場を開始していた。

鈴木は今季ここまで41試合に出場して打率.245、4本塁打、21打点、3盗塁、OPS.776を記録。開幕2週目の週間MVPを受賞し、4月は月間最優秀新人にも選出された。しかし、日本時間5月27日のレッズ戦で走塁時に左手の薬指を痛めて故障者リスト入り。マイナーAAA級では3試合に出場して打率.444、1本塁打、3打点、OPS1.545をマークしている。

メジャーリーグ公式サイトでカブスを担当するジョーダン・バスティアン記者は鈴木が日本時間7月4日にアイオワを離れてシカゴへ向かったことを伝えており、鈴木はミルウォーキーで行われるブリュワーズ3連戦で戦列復帰する可能性があるとみられている。デービッド・ロス監督は「彼は検査を受け、おそらく明日には試合に出られるだろう。彼はメジャーで経験を積む必要がある選手だ。彼が健康な状態で戻ってきたら大きな戦力になる」と鈴木の復帰を歓迎した。

一方の筒香は今季ここまで35試合に出場して打率.177、2本塁打、15打点、OPS.538を記録。腰の不調を抱えながらの出場が続いていたこともあり、なかなか本来の力強いバッティングを見せることができなかった。マイナーAAA級では8試合に出場して打率.429、2本塁打、9打点、OPS1.343と結果を残しており、戦列復帰後は昨季終盤のような強打を発揮することが期待される。

メジャーリーグ公式サイトでパイレーツを担当するジャスティス・デロスサントス記者は、ベン・チェリントンGMの話として筒香とベン・ギャメルの2人が本拠地ピッツバーグで行われるヤンキース2連戦から復帰する見込みであることを伝えている。筒香の離脱後に一塁のレギュラーを務めたマイケル・チェイビスは4月のOPS.835、5月のOPS.826から6月はOPS.530と調子を落としており、筒香は正一塁手の座を奪還するチャンスとなる。

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