2025年、世界陸上が34年ぶりに東京にやってくる!舞台は国立競技場

いよいよ明日開幕を迎える『世界陸上』。五輪やサッカーW杯を超える200以上の国と地域から選手たちが集結する世界最大のスポーツイベントである。“陸上の本場”アメリカでの初開催となるオレゴン大会を前に、日本時間の今日未明、ワールドアスレティックス(世界陸連)が3年後の2025年、第20回『世界陸上』の開催地が東京に決定したと発表した。東京での開催は1991年以来、34年ぶり。舞台は東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアム、国立競技場だ。また、日本では2007年の大阪大会以来18年ぶり3回目の『世界陸上』開催となる。『世界陸上』を3回開催する国は日本が初めてだ。

TBSでは1997年のアテネ大会から『世界陸上』を中継している。これまで男子100m・200m世界記録保持者ウサイン・ボルト(ジャマイカ)、男子400m元世界記録保持者マイケル・ジョンソン(アメリカ)、男子棒高跳び元世界記録保持者セルゲイ・ブブカ(ウクライナ)、男女通じて史上最多である17個のメダルを獲得したアリソン・フェリックス(アメリカ)など世界を魅了するスーパースターの世界最高のパフォーマンスや彼らの“人間ドラマ”、そして人類進化の瞬間を伝えてきた。2025年の記念すべき東京大会が15回目の放送となる。

2年に一度行われる『世界陸上』。明日開幕するオレゴン大会は新型コロナウイルスの影響で1年延期しての開催となったため、次回は来年のブダペスト大会(ハンガリー)、そして、いよいよ2025年に東京大会を迎える。

【世界陸上 過去の開催地】
第 1回(1983) ヘルシンキ(フィンランド)
第 2回(1987) ローマ(イタリア)
第 3回(1991) 東京(日本)
第 4回(1993) シュツットガルト(ドイツ)
第 5回(1995) イエテボリ(スウェーデン)
第 6回(1997) アテネ(ギリシャ)
第 7回(1999) セビリア(スペイン)
第 8回(2001) エドモントン(カナダ)
第 9回(2003) パリ(フランス)
第10回(2005) ヘルシンキ(フィンランド)
第11回(2007) 大阪(日本)
第12回(2009) ベルリン(ドイツ)
第13回(2011) テグ(韓国)
第14回(2013) モスクワ(ロシア)
第15回(2015) 北京(中国)
第16回(2017) ロンドン(イギリス)
第17回(2019) ドーハ(カタール)
第18回(2022) オレゴン(アメリカ)
第19回(2023) ブダペスト(ハンガリー)
第20回(2025) 東京(日本)
※TBSでは第6回のアテネから放送開始

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