「怖さ」の不思議を体験しよう! 16日から特別展 長崎市科学館

薄暗闇で鏡の中の自分の姿にも驚かされる不思議な空間=長崎市科学館

 「怖いのに見たいのはなぜ?」-。「怖さ」に関連するさまざまな仕掛けが体感できる夏の特別展「こわさの不思議を科学する」が16日、長崎市油木町の市科学館で開幕する。9月19日まで。
 薄暗闇の中、3D眼鏡を装着して進む来場者を、錯覚を利用した不思議空間やセンサーを使った装置が次々に待ち受ける。怖い思いをした後は、立体的に見える3Dの解説やお化け装置の秘密を種明かし。ゾンビとの記念撮影や“半透明人間”気分を楽しめるコーナー、クイズラリーもある。
 同展を担当する大場亮さん(34)は「怖いのは、正体が分からなくて不安だから。怖さに関連した仕組みを体験し、楽しんでもらえたら」と話した。
 同展は9月5、12日の休館日を除く午前9時半~午後5時(最終入場は同4時半)。高校生以上600円、3歳~中学生は400円で、前売りは各100円引き。別会場で段ボール遊園地も同時開催している。

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