パドレスが連敗ストップ ダルビッシュが7回3失点の好投

【ダイヤモンドバックス3-5パドレス】@ペトコ・パーク

パドレスは先発のダルビッシュ有が初回に1点を失ったものの、打線が3回までに5得点。ダルビッシュは4回にも2点を失ったがその後は粘り、今季最多の114球を投げて7回被安打5、奪三振9、与四球2、失点3と安定したピッチングを披露。8回、9回をリリーフ陣が無失点に抑え、5対3でダイヤモンドバックスを破った。好投したダルビッシュは8勝目(4敗)、3番手のテイラー・ロジャースは25セーブ目をマーク。ダイヤモンドバックス先発のマディソン・バムガーナーに9敗目(5勝)が記録された。

1回表にケテル・マルテの8号ソロで先制されたパドレスは、2回裏に一死1・2塁のチャンスからオースティン・ノラのタイムリー二塁打で逆転。さらに一死1・3塁とチャンスを広げエステユリ・ルイーズのタイムリーで追加点を挙げると、3回裏にも3連打と併殺間の得点で5対1とリードを広げた。

援護をもらったダルビッシュは4回表にクリスチャン・ウォーカーの22号2ランを浴びたものの、6回表は二死1・2塁のピンチを切り抜けるなど尻上がりの投球。球数100球で迎えた7回表もマウンドに上がると打者2人を順調に打ち取り、最後はジョシュ・ロハスを三球三振に切ると、大きなガッツポーズを見せてマウンドを降りる。後を受けた2番手のニック・マルティネス、3番手のロジャースも安定した投球で試合を締め、ダルビッシュは6月20日以来の白星を手にした。

パドレスはこれで連敗を3でストップ。首位ドジャースと9.5ゲーム差と苦しい戦いが続いているが、故障離脱中のフェルナンド・タティスJr.がスイングを再開しており、8月中の復帰が期待されている。7月に入り5勝9敗と投打が噛み合わない試合が続いているが、立て直してタティスJr.の復帰をいい形で迎えたいところだ。

© MLB Advanced Media, LP.