ジャイアンツがチーム史上6度目のサヨナラ満塁弾でブリュワーズに勝利 

【ブリュワーズ5-8×ジャイアンツ】@オラクル・パーク

ジャイアンツは3点を追う9回裏に2本のソロホームランで1点差に迫ると、最後はマイク・ヤストレムスキーが9号逆転サヨナラ満塁弾。劇的な展開でナショナル・リーグ中部地区首位のブリュワーズとの試合を制した。ジャイアンツ5番手のサム・ロングが今季初勝利(2敗)をマークし、ブリュワーズ4番手のジョシュ・ヘイダーに4敗目(0勝)が記録されている。

ジャイアンツは2回裏に二死1・2塁のチャンスでラモンテ・ウェイドJr.がタイムリー三塁打を放ち2点を先制。一方のブリュワーズも5回表に連打とエラーで1点を返し、なおも一死満塁の場面でアンドリュー・マカッチェンが走者一掃のタイムリーを放ち逆転に成功。さらに押し出しの四球もあり、この回5得点とした。

3回以降無得点と反撃を封じられていたジャイアンツ打線は9回に奮起。先頭のジョーイ・バートが6号ソロを放つと、一死後にダリン・ラフが8号ソロとブリュワーズの守護神ヘイダーを攻める。さらに2本のヒットと死球で満塁とすると、ヤストレムスキーが初球を捉えてスタンドに運び、逆転サヨナラ勝利。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、ジャイアンツが最後にサヨナラホームランで勝利したのは現地2020年8月25日以来約2年ぶりで、サヨナラ満塁弾は1973年以来となるチーム史上6度目の快挙。劇的な勝利に本拠地のファンも歓喜の夜となった。

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