16日午後1時10分ごろ、栃木県小山市中央町3丁目の路上で、吹き矢のようなものが刺さった状態のハトを通行人が見つけ、近くの交番に通報した。
小山署によると、刺さっていたのは長さ約11センチの金属製で、ハトの頭部を貫通していた。抜けにくいように「かえし」が付いていたという。ハトは野生とみられる。
駆け付けた同署員が捕獲して矢を取り除き、午後2時ごろに逃がしたところ、ハトは飛び立っていったという。同署は動物愛護法違反などの疑いもあるとみて捜査している。
ハトを目撃したという近所の40代男性は「道路上を行ったり来たりしていて、少し弱っている様子だった。かわいそうだ」と話した。