メッツが延長戦を制しダブルヘッダー第1試合を勝利 鈴木誠也は1安打

ダブルヘッダー第1試合【メッツ2-1カブス】延長11回タイブレーク@リグリー・フィールド

両チーム一歩も譲らぬ投手戦となった試合は1対1で延長タイブレークに突入すると、11回表にメッツが犠牲フライで勝ち越し。カブスの反撃をクローザーのエドウィン・ディアスが封じて2対1でメッツが勝利し、連勝を3に伸ばした。2イニングを無失点に抑えたメッツ4番手のアダム・オッタビーノが4勝目(2敗)をマークし、5番手のディアスが20セーブ到達。カブス6番手のマイケル・ギブンズに今季初黒星(5勝)が記録されている。

メッツは4回表に先頭打者が四球で出塁すると、ピート・アロンソのタイムリー二塁打で1点を先制。一方のカブスも直後の4回裏、鈴木誠也の内野安打から二死2塁のチャンスを作ると、フランク・シュウィンデルのタイムリーですぐさま同点とした。その後両チーム投手陣の好投が続き膠着状態となった試合が動いたのは11回表、メッツがフランシスコ・リンドーアのヒットでタイブレークのランナーを3塁まで進めると、アロンソがライトフライ。鈴木の返球も及ばずこれが犠牲フライとなり、カブスが勝ち越しに成功すると、このリードをディアスが守り切った。

カブスはこれで8連敗。うち6試合は2点差以内と大崩れはしていないが、この試合のようなあと一歩が届かない展開が続いている。「4番・ライト」でスタメン出場した鈴木は4打数1安打2三振。ダブルヘッダー第2試合でもスタメン出場が発表されており、相手先発予定のマックス・シャーザーとの好勝負に期待がかかる。

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