パイレーツが出場野手全員安打でロッキーズに勝利 筒香は出場機会なし

【パイレーツ8-3ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

パイレーツは3対3の同点で迎えた6回表に3本のヒットで2点を勝ち越し。投手陣が6回以降ロッキーズ打線をゼロに抑えると、9回表には3点を追加しダメ押し。8対3で勝利して連敗を4で止め、敵地での被スイープを回避した。パイレーツ3番手のタイラー・ビーディが今季初勝利(1敗)をマークし、ロッキーズ2番手のジェイク・バードが初黒星(1勝)となった。なお、パイレーツの筒香嘉智は出場機会がなかった。

1対1で迎えた3回表、パイレーツは2つの四球で二死1・2塁のチャンスを作ると、ジェイク・マリスニックのタイムリー二塁打で1点を勝ち越し。しかし、5連勝中と勢いに乗るロッキーズも4回裏に内野ゴロ間の得点、5回裏にチャーリー・ブラックモンの犠牲フライで1点ずつを返し同点とした。それでもパイレーツは前日完封負けの打線が奮起。6回表に連打で一死2・3塁とすると、ケブライアン・ヘイズの内野ゴロで勝ち越し、続くマイケル・チェイビスのタイムリーでこの回2得点とする。さらに9回表には4本の単打と四球で3点を追加し試合を決めた。

パイレーツは3安打のケビン・ニューマン、チェイビスを中心に16本の安打を重ねて先発全員安打達成。さらに7回表に代走で出場していたカル・ミッチェルも9回表にヒットを放ち、出場野手全員安打とこのカード2試合で2得点に抑えられてきた打線が爆発。いい形で前半戦を締めくくって今季成績を39勝54敗、勝率.419とし、後半戦での巻き返しを狙う。

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