カンニング竹山、安倍晋三元首相の国葬について持論「モメるのになぜ言い切る?」

18日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)で、お笑いタレントのカンニング竹山が、街頭演説中に銃撃され、亡くなった安倍晋三元首相の国葬が行われることに関して感想を語った。

番組の「週刊ニッポンの空気」では、14日の会見で岸田文雄首相が安倍元首相の葬儀について国葬で行うと発表した件について扱った。

岸田首相は国葬を行う理由について会見で「民主主義を断固として守り抜くという決意を示してまいります。あわせて、活力にあふれた日本を受け継ぎ、未来を切り開いていくという気持ちを、世界に示していきたいと考えています」と発表したが、コーナーゲストでライターの武田砂鉄氏は「正直、国葬をやることで『民主主義を守り抜く』というのが、どうにも論理がわからないというのと、亡くなった方を悼む葬儀を『未来を切り開いていくという気持ちを、世界に示す場所にする』というのはどういうことだとうか‥」と、それらの話を具体的にしない状況では賛成できないとした。

竹山は「俺はそんな深く考えたことないけど、あ!国葬するんだと思ったくらいなんだけど」と、自身は賛成も反対もなかったとし、「でも、安倍さんに対してはおそらく反対の人も世の中にいっぱいいるということは察しがつくじゃないですか!? で、一方で賛成の人もいる」と賛否があるのも理解していると話した。

そのうえで竹山は「その反対の人が結構いるという察しがつくのに、なぜ言い切ってやるのかな、モメちゃうよそれやったら。と、いうのもあるじゃないですか?」と賛否があるのになぜ国葬と明言してしまったのかと話し、「僕個人の意見としては国葬でやるんだったらどうぞと思ったりしますけど、嫌な人もいるから、またモメるから、そんなことなんで決断するのかなと、そこが分かんないですよね」と、もっと別のやり方があったのではないかとした。

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