甘くてホクホク!焼き芋専門店オープン 「久米島産の紅芋楽しんで」 コープなご宮里店内

 【名護】南西食品(名護市、中本泰一郎社長)は8日、沖縄県名護市宮里のコープなご宮里店内に焼き芋専門店「Omoimo」をオープンした。同社の宮城彩乃さん(34)は久米島産紅芋を使用しており「甘い久米島産の紅芋『沖夢紫』の味を楽しんでほしい」とPRした。

 南西食品は1959年に名護町(現名護市)でパイン缶詰工場を創業した食品会社で、現在は「食と暮らしにワクワクを!」をテーマで県産食材のブランディングなどに取り組んでいる。Omoimoは、久米島産の紅芋の全国販売する同社の「おもいも事業」の一環。

 店舗は、県外から取り寄せた70年ごろ製造のフォルクスワーゲンの車両をカウンターに設置し「食べても、見ても楽しい店」(大城卓也取締役営業部長)となっている。

 メニューは生スイートポテト3個入り1620円(税込み)や、紅芋シフォン350円(同)、モンブラン430円(同)などがある。

 (松堂秀樹)

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