22人出演決定! 長崎県舞台、映画「縄文人がやってくる」オーディション

オーディションに合格した出演者ら=大村市本町、coto

 長崎県を舞台にしたラブコメディー映画「縄文人がやってくる」(仮)の出演者オーディションの結果発表イベントが17日、大村市内であった。出演が決まった22人は、今月下旬のクランクインに向け意気込んだ。
 オーディションは今月3日に大村ボートレース場であり、県内外から88人が参加。メインキャストの近所の住人、友人の彼女、アルバイト先の店長など、映画を彩る配役が選ばれた。
 この日はそれぞれの役が発表された後、佐世保市出身の横尾初喜監督が一人一人に台本を手渡した。出演者は「精いっぱい頑張る」「楽しんでいきたい」などと喜びを語った。
 ヒロインの恋のライバル役を射止めた西彼時津町の森あゆみさん(23)は「うれしさと同時に、しっかり演じられるか不安はある。ほかの出演者と協力して良い映画にしたい」と抱負。横尾監督は「演技が上手な人ばかりで配役に悩んだ。海外に発信できるような作品にしたい」と話した。
 「縄文人がやってくる」は、何事も「普通」を求める青年と、豪快で自由奔放な女性との恋愛模様を通じて、愛の本質を描く。撮影は29日に長崎市から始まり、大村市を中心に8月上旬まで続く。撮影日程はツイッターなどの交流サイト(SNS)で公開予定という。


© 株式会社長崎新聞社