フルサットで風花マルシェ スノボが縁 異業種交流 魚沼産野菜など販売

 上越市大和5の上越妙高駅フルサットで17日、朝市イベント「風花Marche(マルシェ)」が開かれた。

 フルサット内に昨年11月に開業した麺屋風花を応援することを目的に初企画。魚沼市の滝沢ファームが出店し、シソやバジルなどの野菜、プラムやスイカなど果物を販売した。

 麺屋風花店主の長江洋太さん(39)と滝沢ファームの滝沢光さん(33)が共に現役のプロスノーボーダーで、以前から関わりが深いことから実現した。

フルサット内の通路で朝市イベントを実施。新鮮な野菜や果物を販売した
(左から)麺屋風花の長江真佑さん、長江洋太さん、滝沢ファームの滝沢光さん

 長江さんは「異業種で集まっていきたい。スノーボードのつながり、人のつながりをリスペクトし合っている」と話す。滝沢さんは「スノーボードも食事があってこそ。農業者として、自分から外に出ていき、野菜の良さを情報として伝えていく」と語った。

 初回はスペシャルゲストとしてパンやコーヒーの販売もあり、開始時刻から次々と客が訪れた。風花マルシェは8月7日に2回目、21日に3回目を予定している。

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