お城版の御朱印の次は朝倉義景の「戦国武将印」 福井県の朝倉氏遺跡保存協会、家紋やサイン入り2種発売

7月16日から販売している戦国武将印=14日、福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡

 福井県福井市の朝倉氏遺跡保存協会は7月16日から、一乗谷朝倉氏遺跡を訪れた記念に一乗谷朝倉氏5代目当主、朝倉義景の「戦国武将印」を販売している。同協会の岸田清会長は「戦国武将印をきっかけに、義景の名がさらに広まってほしい」と期待を寄せている。

 同遺跡では2019年から「御城印」を販売し、人気を呼んでいる。訪れた人から武将印の問い合わせが多いことから、販売に踏み切った。

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 はがきサイズの和紙でデザインは2種類ある。一つは岸田会長が「越前国 戦国武将 朝倉義景」と筆書きしたものに朝倉氏の家紋「三つ盛木瓜」と唐門をあしらった。もう一つは家紋と義景の花押(かおう)(サイン)が入っている。

 復原町並南入場口で1枚300円(税込み)で販売する。販売期限は設けていない。問い合わせは同協会=電話0776(41)2330。  

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