戸石ゆうこうシマアジと真鯛 長崎市長へ贈呈 たちばな漁協

田上市長(中央)に戸石ゆうこうシマアジと真鯛を手渡す長野さん(左)と西元さん=長崎市役所

 長崎市たちばな漁協(本西則安組合長)は19日、田上市長に「戸石ゆうこうシマアジ」と「戸石ゆうこう真鯛(まだい)」を贈った。同市伝統の柑橘(かんきつ)類ゆうこうを餌に混ぜて育てた同市初のフルーツ魚を、新たなブランド魚としてアピールした。
 一昨年に同漁協養殖部会の長野陽司副部会長が「戸石ゆうこうシマアジ」を手がけた。第2弾として西元崇博部会長が「戸石ゆうこう真鯛」を生み、シリーズ化の動きが出てきている。
 この日は同漁協と地元スーパーのエレナ、ジョイフルサンアルファなどから計9人が出席。長野副部会長がシマアジ、西元部会長が真鯛を田上市長に手渡した。
 本西組合長は「おいしいので、ぜひ食べてください」とPR。田上市長は「生臭さがなくて爽やか。しょうゆやワサビを少なくして味わう。さしみシティ長崎のリーダーになってくれる」と期待感を示した。


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