「あきらめなければ 夢は…」 “アリエル” が母校で語る 広島市出身 守山ちひろさん

広島市での公演が始まった劇団四季の「リトルマーメイド」。そのメインキャスト・アリエルを演じる広島市出身の守山ちひろさんが、母校で講演しました。訴えたこととは…。

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劇団四季 守山ちひろさん
「わたしも中学から高校6年間、ここ比治山(女子中高)に通っていました」

広島市南区の比治山女子中学高等学校で後輩となる女子生徒700人に講演する守山ちひろさん。

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今月11日に広島市で開幕した劇団四季の「リトルマーメイド」でメインキャストのアリエルを演じています。

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リトルマーメイドは、地上の世界にあこがれる人魚姫アリエルが人間の王子に恋をする物語。2013年の初公演以来、全国で365万人以上を動員しているディズニーミュージカルです。

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守山ちひろさん
「わたしは中学1年生のときに『キャッツ』を学校の行事で観劇する機会がありまして、曲が音楽が始まった瞬間に鳥肌が立ってゾワゾワとした経験ありますかね。衝撃を受けたときに」

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「そういう経験をして、そのときから劇団四季に入って、いつか必ず舞台に立ってやると思って過ごしていました」

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劇団四季のステージに立ち、夢を与える立場になった守山さんは、夢に向かってあきらめない大切さを訴えました。

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守山ちひろさん
「苦手なレッスンでもなるべく前の方に行って、先生の目にとまったり、できないないなりに『わたし、ここにいます』と自己主張していた。何かやりたいことがある。でも踏み出す勇気がちょっとない。どうしようと迷っていることがあれば、リトルマーメイドを見て、アリエルが未知の世界に進んでいく話だが、そんなアリエルの姿を見て、何か気持ちに変化があるのではないかと思います」

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講演を聞いた高校1年生
「中学1年生から夢を持って、主演を務めるという夢をかなえて、すごい」

高校2年生
「きょうの話を聞いて、裏でがんばって努力している姿を見て、わたしも学校生活で夢に向かってがんばろうと思った」

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劇団四季 守山ちひろさん
「この学校に久しぶりに戻って、みなさんの顔を見て話をして、初心に戻って、自分も学生時代、こういうふうに生きていたなと思い返した。(初心を)思い出して日々、本番に臨めたらと思います」

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