清水白桃「糖度が高くいい出来」 JA岡山が出荷進発式

JA岡山一宮中央選果場であった清水白桃の出荷進発式

 JA岡山(岡山市北区大供表町)は21日、収穫最盛期を迎えた岡山県産桃の主力品種・清水白桃の出荷進発式を同JA一宮中央選果場(同芳賀)で開き、消費者に産地をアピールした。

 大森雅夫岡山市長や同市中央卸売市場の荷受業者の社長ら約30人が出席し、同JA経営管理委員会の宮武博会長が「より一層のブランド力強化と産地PRに努め、広く消費者に届けたい」とあいさつ。桃を積んだトラックの前でテープカットし、同卸売市場に向けて拍手で送り出した。

 同選果場では、果樹部会(318戸)の生産者が育てた清水白桃を1日4~12トン出荷。ピークは来週で8月初旬まで続く。シーズン全体では例年並みの約160トンを見込んでいる。

 今井康隆部会長は「糖度が高く、玉太りもいい出来に仕上がっている。多くの人に食べてもらいたい」と話した。

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