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岡山県吉備中央町田土の農業生産法人・吉備高原ファームで、トウモロコシの収穫が始まった。昼夜の寒暖差が大きい吉備高原特有の気候の中、そのまま食べられるほど糖度が高く、粒がぎっしりと詰まった実が次々と育ち、生産者が早朝からもぎ取り作業に追われている。
フルーティーな味わいの「ドルチェドリーム」、甘みが強い「味来(みらい)390」など14種類約13万本を8ヘクタールで栽培している。暑さで味が落ちないよう、毎日午前5時から作業。30センチ前後の実を一つ一つ手でもぎ、粒のそろい具合をチェックして朝のうちに近くの直売所に並べる。購入者から好評で、取れたてのトウモロコシを求めて直売所に列ができる日もあるという。
早い梅雨明けで生育が心配されたが、7月に入ってからは雨に恵まれ、実太りや甘みは例年並み。収穫は9日に始まり、8月中旬まで続く。
山本陽子代表(64)は「ぬれた新聞紙に包んで冷蔵庫で保管すると、新鮮さを保てる。いろんな品種を味わってお気に入りを見つけて」と話す。
直売所は午前9時~午後4時。月曜休業。宅配販売も受け付ける。問い合わせは同社(0866―54―1449、午後1時~6時)。
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