生体や標本 間近で観察 カブトムシ・クワガタムシ展

展示されたカブトムシを熱心に見入る親子

 国内外のカブトムシやクワガタムシ約30種類を観察できる「カブトムシ・クワガタムシ展」は、宮崎市の大淀川学習館のレクチャー室で開かれている。生体のほか標本も展示。多くの家族連れが訪れ、熱心に見入っている。8月28日まで。入館無料。
 会場には今回初めて展示した、ベネズエラ原産のイイジマゾウカブトなどの珍しいものから、ノコギリクワガタやミヤマクワガタなど身近に生息する多様な種を見ることができる。
 世界最大のヘラクレスオオカブトは幼虫やさなぎも展示。運が良ければ幼虫がさなぎに、さなぎが成虫になるところを観察できることもあるという。
 お母さんにねだって2日続けて訪れた大坪保育園年長の岩元瑛(あきら)ちゃん(6)は、「カブトムシはかっこいいから好き。ここで見たカブトムシを家に帰って図鑑で調べてみる」と笑顔で話していた。

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