第104回全国高校野球長崎大会 第9日 海星、波佐見が4強入り

写真左から【準々決勝、長崎日大―波佐見】4回裏波佐見1死一、三塁、渡辺が左前に適時打を放つ 【準々決勝、鹿町工―海星】4回2/3を無失点と好投した海星の宮原=スポーツパークいさはや第1野球場

 第104回全国高校野球選手権長崎大会第9日は21日、諫早市のスポーツパークいさはや第1野球場で準々決勝2試合が行われ、海星、波佐見が準決勝に進んだ。
 海星は鹿町工に2-1で逆転勝ち。1点を追う七回1死一、三塁から、牧の適時打で追いつくと、さらに峯のバント安打で満塁とし、代打柿本の犠飛で勝ち越した。投げては三回途中から登板した宮原が七回まで無失点でしのぎ、リードを奪った八回からは3番手でマウンドに上がった向井が締めた。
 波佐見は選抜出場校の長崎日大に15安打を浴びせ、6-2で振り切った。二回に坂口、渡辺の適時打で2点を先行。四、五回には渡辺、溝口の勝負強い打撃などでリードを5点に広げた。3点差に詰め寄られた七回には岩﨑陽の適時三塁打で追加点。先発渡辺は被安打9、与四死球2で粘り強く完投した。
 第10日は22日、同野球場で準々決勝の残り2試合を実施する。


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