県警察学校で初任科10人卒業式 安全・安心な岡山実現へ精進決意

卒業生を代表して決意を述べる服部巡査(中央)

 岡山県警察学校(岡山市北区玉柏)で22日、初任科第218期の卒業式があり、10人(男性8人、女性2人)が岡山の治安を担う警察官としての第一歩を踏み出した。

 県警幹部ら約20人のほか、新型コロナウイルス対策としてビデオ会議システムでつながった家族が見守る中、檜垣重臣本部長が「県警察の一員という誇りを胸に、強く、正しく、温かい警察官として活躍してほしい」と訓示した。

 総代の服部晃作巡査(24)が「学校生活で培った体力、精神力、同期の絆を糧とし、安全・安心な岡山の実現に向けて日々精進したい」と決意を述べた。

 卒業生は昨年10月から約10カ月、刑法や刑事訴訟法、逮捕術などを学んできた。22日付で県内4署に配属され、交番で勤務する。

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