東京航空計器、国産オリジナルドローン「GNAS SKY」で災害対策・防犯監視を実現[第8回国際ドローン展]

東京航空計器の自社ブランド「GNAS SKY」シリーズのクアッドマルチコプター・固定ピッチモデルとして、防災用ドローンと巡回監視用ドローンを展示した。

GNAS SKYドローンは、オリジナル飛行制御プログラム「GNAS SKY CORE」と高性能モーションセンサー「CSM-MG200」を搭載。機体フレームだけでなく飛行制御、通信、飛行支援に至るまで全てを国内で一貫生産している。

防災用ドローンは、平常時と豪雨や台風の後に撮影した映像を比較することで、河川の異常だけでなく堆積物や氾濫が発生した位置を検知することができる。

また搭載している赤外線カメラや4Kカメラで、上空から土砂崩れの現場や行方不明者の探索が可能。すぐに救出できない場合は、水やカロリーメイトなどの物資を投下して人命の安全確保に役立つ。

巡回監視用ドローンは、平常時の映像から変化が発生すると黄色く表示され、異常がすぐに可視化される。不法投棄や不法侵入などの防犯対策として活用できる。

プログラム自動飛行に、電動タイプでありながら積載量3kgで30分以上の飛行を実現する「GNAS SKY」は、ニーズに合わせて高機能な機体へカスタマイズすることで、レスキュー活動や監視点検をはじめ様々なミッションに活用できるだろう。

▶︎東京航空計器

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