「広島サミットは史上最大の警備」 原爆の日 8・6式典を前に 広島県警がデモ隊対応訓練

8月6日の平和記念式典を前に、広島県警の警備訓練の様子が公開されました。

訓練は、式典会場の周辺でデモ隊が行進をしている場面が想定されました。デモ隊が会場に入ろうと、入口前でヒートアップしたそのとき…。

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強行突破をしようと飛び出したデモ隊の参加者の1人が、取り押さえられました。

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このほか、バリケードの前に現れた不審な車両を機動隊の隊員が誘導する様子もありました。

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治安警備訓練は、20日から3日間行われていて、県警の機動隊員などのべ600人が参加。県警本部の大木晋警備部長は、「内外の要人を多数招く平和記念式典での警備を完遂することが県警の至上命令だ」と隊員らに話しました。

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広島県警 機動隊 石丸孝司隊長
「G7広島サミットが決定し、県警史上、最大の警備になる。これからあらゆる事案に対応できるよう訓練で汗をかき、現場に備えたい」

県警は、来年の広島サミットに向け、定期的に訓練を重ねていきたいとしています。

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