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【下野】「県子ども観光大使」の養成講座「しもつけ風土記の丘資料館教室」が17日、国分寺の同資料館で開かれた。県内の小学生13人が市などの歴史を学んだ。
県内の小学校教諭らでつくる同大使実行委員会が主催し、観光庁や県などが後援。教室は本年度、県内各地で16回開かれる予定で、今回が4回目。「3回以上参加」「検定に合格する」などの条件を満たすと、大使に認定される。
この日、児童たちは市文化財課の山口耕一(やまぐちこういち)課長の案内で同資料館を見学。同所にあった下野国分寺や古墳、埴輪(はにわ)などの遺物について学び、粘土で勾玉(まがたま)作りも体験。検定試験には全員が合格した。
全ての教室に参加している宇都宮市豊郷中央小6年の大門伊織(だいもんいおり)君(11)は「下野国分寺の七重塔が60メートルもあったと知ってびっくりした。古墳のこともたくさん学べた」と話した。