第104回全国高校野球長崎大会 第10日 4強出そろう

写真左から【準々決勝、創成館―壱岐】7回2失点と好投した創成館の先発石本 【準々決勝、長崎商-大崎】8回裏大崎無死満塁、代打大塚が一、二塁間へ逆転2点打を放つ=スポーツパークいさはや第1野球場

 第104回全国高校野球選手権長崎大会第10日は22日、諫早市のスポーツパークいさはや第1野球場で準々決勝2試合が行われ、創成館、大崎が準決勝に進み、4強が出そろった。
 創成館は壱岐を8-2で退けた。三回2死満塁から山口粋の2点打で先行し、四回に石本、園田の適時打で加点。2点差に迫られた六回には川﨑、古賀の適時打など4安打で3点を奪って突き放した。投げては先発石本が7回2失点と試合をつくり、八、九回は福盛が締めた。
 大崎は長崎商に4-3で逆転勝ち。3点を追う六回に山口の犠飛で1点を返すと、八回には無死満塁から押し出し四球と代打大塚の2点打で劣勢をはね返した。先発勝本は初回に3ランを浴びたものの立ち直り、六回から登板した本多とともに追加点を許さなかった。
 予備日、休養日の2日間を挟み、第11日は25日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで準決勝2試合を実施する。


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