旧テーテンス熱海別邸母屋が国登録有形文化財に登録へ 国の文化審議会(静岡県)

国の文化審議会は7月22日、静岡県熱海市伊豆山の旧テーテンス熱海別邸の母屋を国の有形文化財に登録するよう答申しました。

国の有形文化財に登録されることになった旧テーテンス熱海別邸の母屋は、熱海市伊豆山の海沿いの崖の上に1942年ごろ建てられました。

前川國男氏が設計を担当し、くの字型の軒先や天井まで続くガラス戸、玄関ホールや戸棚などにモダニズム建築の特徴があらわれています。建物は現在、民泊施設「稲村ハウス」として活用されています。

静岡県内で294件目の国の登録有形文化財の建造物となります。

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