【新型コロナ】川崎市 過去最多の3291人感染、2人死亡

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は23日、80代の男女計2人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女3291人の感染が新たに確認されたと発表した。1日当たりの感染者数は22日の2926人を超え、過去最多を更新した。

 市によると、80代女性は13日に市内の病院で陽性が判明し、入院。15日に別の病院に転院したが、17日にコロナ感染が原因で死亡した。80代男性は20日に往診で陽性が分かり、21日に市内の病院に入院したが、別の疾患が原因で亡くなった。2人はいずれも基礎疾患があったという。

 新規感染者の症状は中等症23人、軽症3080人、無症状81人、調査中107人。感染経路が判明している91人のうち、陽性患者との接触者は12人、家庭内感染は79人で、3200人の感染経路が不明という。

 また、川崎区のデイサービスで利用者7人、職員1人の計8人が新たに感染し、市はクラスター(感染者集団)と認定した。

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