四国総体2022 競技スタート 長崎県勢502人、全30競技にエントリー

バドミントンのメイン会場となる日本フネン市民プラザ。24日から熱戦が繰り広げられる=徳島県吉野川市

 全国高校総合体育大会(インターハイ=躍動の青い力 四国総体2022)は24日、総合開会式(28日)に先行してバドミントンとサッカーの2競技が始まる。新型コロナウイルスの感染者数が全国的に再拡大している中、屋内競技など一部は無観客で開催する。
 大会は8月23日までの約1カ月間、徳島、香川、愛媛、高知の4県で30競技(ヨットは和歌山)を実施。約3万6千人の選手、監督らが参加して熱戦を繰り広げる。
 長崎県勢は、県、九州地区予選などを突破した502人が全30競技にエントリー。団体、個人ともに精鋭がそろっており、バドミントン男子団体の瓊浦、女子団体の諫早商はいずれもメダル候補、ソフトボール男子の大村工は春夏連覇、女子の長崎商はV2(昨年は4校同時優勝)に照準を合わせる。柔道女子団体の長崎明誠も春の全国選抜大会個人63キロ級覇者の山里椿華を擁して、初の日本一を目指している。
 24日のバドミントンとサッカーは徳島県内で実施。バドミントン男子団体の瓊浦、女子団体の諫早商はシード校として2回戦から登場。サッカーの長崎総合科学大付は1回戦で優勝候補の前橋育英(群馬)と対戦する。


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