那覇市立病院が外来制限 25日から当面の間 クラスター発生で人員不足に

 那覇市立病院は22日、入院患者や職員の新型コロナウイルス感染に伴い、25日から当面の間、一部の診療科を除き外来診療を制限するとホームページで発表した。再来で症状の落ち着いている患者については薬の処方のみにしたり予約を延期したりする。小児科の予約外来は診療を継続し、歯科外来も通常の診療を継続する。

 市立病院では新型コロナのクラスター(感染者集団)が発生し、21日時点で患者、職員計49人の感染が確認されている。院内感染や県内の新型コロナ感染者の急増、職員が濃厚接触者になって休むなどして人員が不足し、19日から入院の延期や内科外来診療の一部制限をしていた。

(伊佐尚記)

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