オリオールズ逆転勝利で勝率5割復帰 マリンズが決勝の犠牲フライ

【ヤンキース3-6オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

オリオールズは3点ビハインドの5回裏に2点を返して1点差に迫り、7回裏にも2点を奪って逆転に成功。8回裏にはラモン・ウリアスがダメ押しの10号2ランを放ち、6対3でヤンキースを破って勝率5割復帰(47勝47敗)を果たした。オリオールズ3番手のシオネル・ペレスが5勝目(1敗)、5番手のホルヘ・ロペスが18セーブ目をマーク。ヤンキース先発のゲリット・コールは3敗目(9勝)を喫した。

ヤンキースは初回にアーロン・ジャッジのタイムリー二塁打で1点を先制。2回表にマット・カーペンターが14号ソロ、4回表にジャッジがタイムリーを放ち、リードを3点に広げた。5回裏にセドリック・マリンズのタイムリーとアドリー・ラッチマンのタイムリー二塁打で2点を返され、1点差に迫られたものの、先発のコールは6回までオリオールズ打線をこの2点だけに抑える力投を披露。しかし、球数が100を超えていたコールを7回裏も続投させたことが裏目に出た。

オリオールズは7回裏先頭のウリアスが二塁打を放ってチャンスを作り、次打者ホルヘ・マテオが同点タイムリー。ヤンキースはここでコールを諦め、2番手のアルバート・アブレイユを投入したが、牽制悪送球で無死3塁となり、マリンズの犠飛でオリオールズが逆転に成功した。8回裏には3番手のシェーン・グリーンからウリアスがダメ押しの10号2ラン。リリーフ陣はヤンキース打線に得点を許さず、6対3で鮮やかな逆転勝利を収めた。

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