きらびやか 宗忠神社で七夕まつり 仙台から飾り19本譲り受け

境内をきらびやかに彩った七夕飾り

 岡山市北区上中野の宗忠神社で24日、恒例の「七夕まつり」が開かれた。東北三大祭りの一つ「仙台七夕まつり」から譲り受けたきらびやかな飾りが境内を彩った。

 カラフルな吹き流し(長さ約3メートル)に花をあしらったくす玉(直径約80センチ)を付けた飾りが参道に19本並び、参拝者が写真に収めたり、子どもたちが絵に描いたりしていた。

 境内には願い事を書いた短冊を結びつける竹もあり、同市南区の女性(48)は「今年高校受験する長男が合格できるよう、お願いした。飾りがきれいで気分が晴れやかになった」と話していた。

 例年は2日間あるが、新型コロナウイルス対策で昨年に続き1日のみの開催となった。

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