AKB48メンバーヒロインの映画 「日光物語」お披露目 観光する気分で楽しんで

監督の五藤さん(左端)や出演者ら

 【日光】日光を舞台にした映画「日光物語」のお披露目上映会が23日、今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」多目的ホールで開かれ、監督を務めた五藤利弘(ごとうとしひろ)さん(53)と、8人の出演者が舞台あいさつした。

 日光物語は、実在する山内のカフェ「本宮(ほんぐう)カフェ」を使い、主人公の店主大場嘉門(おおばかもん)が家族や地元住民を巻き込んで繰り広げる人情物語。昭和のノスタルジーやユーモアあふれる内容で、中禅寺湖や日光二荒山神社の神橋など、日光の名所が多く登場する。

 上映会は午前、午後の2回あり、午前は約150人が95分の映画に見入った。

 舞台あいさつには五藤さんやヒロイン役でAKB48の武藤十夢(むとうとむ)さん(27)、大場嘉門役のスネオヘアーさん(50)らが立ち、五藤さんは「日光の素晴らしいロケーションと昔懐かしい人間模様を楽しんで」と話した。

 映画は今秋、全国公開の予定。来年以降は学校などで上映するという。

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