岡山市北区北長瀬表町の岡山ドーム東隣特設会場で開催中の木下大サーカス岡山公演（山陽新聞社主催）で24日、サーカスの花形演目・空中ブランコに公募で選ばれた赤磐市の会社員北村応直（まさなお）さん（40）が挑戦した。
北村さんは午後1時からの公演に出演。妻（41）や保育園児の子どもら家族4人も見守る中、命綱を装着して高さ約13メートルのジャンプ台からバーを握って飛び出したが、バーから手を離せないまま失速、下に張られたネットに降りた。勇気ある挑戦に客席から大きな拍手が送られた。
いろんなことにチャレンジするのが好きで応募したという北村さんは「恐怖心で手を離せなかったのが悔しい。こんなに高い場所から平然と飛び立つ団員さんのすごさが改めて分かった」と話した。
公募を企画した岡山シティエフエム（愛称・レディオモモ）は同2時～3時半、会場内で生放送を行い、北村さんの挑戦や団員の声を紹介した。
