【高校野球神奈川大会】横浜、連覇へ王手 立花学園にコールド勝ち 2年連続決勝進出、東海大相模と頂上対決

【横浜―立花学園】

 第104回全国高校野球選手権神奈川大会は25日、横浜スタジアムで準決勝が行われ、第2シード同士がぶつかった第1試合は前回王者の横浜が立花学園に11―1で六回コールド勝ちし、2年連続の決勝に進出した。 

 横浜は先発全員の17安打と活発だった。二回に萩宗久(2年)の犠飛で先制すると、三、四回はいずれも二塁打を足場にそれぞれ3得点。8―1の六回は緒方漣(同)と岸本一心(3年)の適時三塁打などで3点を奪い試合を決めた。投げては先発の右腕鈴木楓汰(2年)が5安打1失点にまとめた。

 立花学園は主戦福岡大海(3年)が変化球を駆使して粘ったが、守りのミスも絡んで流れをつかめなかった。0―1の二回に前後雅(2年)のタイムリーで同点とし、意地を見せた。

 決勝は27日、同スタジアムで行われ、横浜は東海大相模と対戦する。 

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