福井県で3年ぶりに開催される福井フェニックスまつり実行委の本年度第2回会合が7月25日、福井市企業局庁舎で開かれた。期日を分散して開く各主要行事の日程や出演数を確認。新型コロナウイルス感染拡大の際には、一部で無観客開催とすることも明らかにした。
今年のまつりは、感染防止対策として、四つの主要行事を8月14日～9月2日の毎週末に日程と会場を分散して開く。
8月14日にフェニックス・プラザで開かれる100万人のためのマーチングは、例年通りの20団体約400人が出演予定。入場を出演者1人につき関係者1人に限り、収録した映像を後日ケーブルテレビで放送する。同21日に市中央公園で行うYOSAKOIイッチョライは、16団体約500人が出演し、各2～3回の演技で大賞を決める。感染状況に応じて入場制限や無観客を検討する。無観客時にはYouTubeで配信する。
民踊大会は、同27日にハピテラスで9団体約500人が出演。審査は行わず、会場に設置するやぐらを中心にイッチョライ節やハピネス音頭などを、2班に分けて自由に踊り流してもらう。大会の前には子どもらが楽しめる縁日広場を設ける。9月2日の福井フェニックス花火は午後7時ごろ、足羽川河川敷で例年の半数の約5千発を20分間で一気に打ち上げる。
会合では、実行委員会長の東村新一市長が「今年こそ、コロナ禍でも安全で楽しめるまつりとしたい」とあいさつ。各協賛行事の開催概要も確認した。
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主要行事の日程、会場
▽100万人のためのマーチング 8月14日午前9時～夕方、フェニックス・プラザ
▽YOSAKOIイッチョライ 8月21日午後0時45分～同6時半、福井市中央公園の一部
▽民踊大会 8月27日午後5時半～同8時（縁日広場午前10時～午後4時）、ハピテラス
▽福井フェニックス花火 9月2日午後6時開場・同7時ごろから打ち上げ、足羽川河川敷
