糸魚川PRに決意 伊藤さんと縄さん 本年度「ヒスイレディ」決定 糸魚川市

 令和4年度の糸魚川市観光大使「ヒスイレディ」2人が決定し、25日に糸魚川市役所で認証式が行われた。
 同市観光協会(尾崎毅会長)が募集し、ヒスイレディ事業委員会の選考、面接を経て決まった。新ヒスイレディは伊藤凜さん(会社員)、縄萌さん(同)。爽やかな緑色のユニホームで出席し、一人ずつ龍見和弦副会長から委嘱状、米田徹市長からたすき、清水靖博副会長から記念品を受け取った。

新ヒスイレディに選ばれた伊藤凜さん(右)と縄萌さん

 伊藤さんは能生地域出身で、海上花火やこいのぼりなど能生海岸の弁天岩が季節を感じられる好きなスポットと紹介。「糸魚川の魅力をPRできるように笑顔で頑張ります」とにこやかに話した。
 縄さんは社会人になって初めて行った不動滝の迫力や水の音、囲まれた自然が落ち着ける場所とアピール。「まずは私が糸魚川の魅力を知り、体感して届けられるように全力で頑張ります」とすがすがしい表情で誓った。
 米田市長は「新たなヒスイレディが加わって心強く思う。テレビ放送などで糸魚川は今注目を浴びている。コロナ禍の厳しい中だが、ピンチをチャンスに。追い風となって広めてもらいたい」と激励。糸魚川の若者を元気にしようと思いのある20代の2人に「新しい気持ち、考えで臨んでもらえたらうれしい」と期待を寄せた。
 昨年度ヒスイレディ3人と計5人体制で活動し、公式行事やキャンペーンなどに参加する。デビューは30日の糸魚川おまんた祭りの予定。任期は2年間。

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