【新型コロナ】静岡県で過去2番目に多い6052人感染 川勝知事が「症状軽ければ夜間と休日の受診控えて」など県民に4つのお願い

7月26日の静岡県内の新型コロナの新規感染者は、過去2番目に多い6052人でした。医療がひっ迫する中、川勝知事が県民に「4つのお願い」をしました。

6052人の感染者を自治体別にみますと、静岡市で1622人、浜松市で778人、富士市で650人、沼津市で320人、磐田市で303人などとなっています。死者は3人で、いずれも高齢者で基礎疾患がありました。

1日あたりの感染者数は、三連休明けだった先週火曜日(7月19日1416人)の4倍以上に増え、7月23日(6425人)に次ぐ過去2番目の多さとなりました。

<静岡県 川勝平太知事>

「これまでの波とは異次元の流行状況と認識している。驚くと共に危機感を抱いている」

コロナ患者用の病床使用率が県全体で70.9%にまで上昇するなど、医療提供体制がひっ迫する中、川勝知事は県民に「医療の負荷を減らすための4つのお願い」をしました。

「感染防止対策の徹底」や「ワクチン接種の検討」に加え、「カゼ症状が出た時は外出をしないこと」と、そして「症状が軽ければ夜間と休日は受診を控える」よう呼びかけています。

<川勝平太知事>

「この4つの取り組みを実践することが感染のコントロールを取り戻し、社会経済活動の維持に必要なので何卒ご協力をお願いしたい」

一方で、まん延防止措置の要請や県独自の行動制限を設ける可能性については否定。8月末が期限の旅行代金が割引となる県民割やブロック割も継続する方針です。

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