ソフトボール・元五輪監督の宇津木妙子さん 小田原で児童を指導 「人を思いやる心育てたい」

ソフトボール元日本代表の宇津木妙子監督の指導でキャッチボールする児童ら=小田原市立新玉小学校

 ソフトボール女子日本代表元監督の宇津木妙子さんを招いたスポーツ教室が26日、小田原市立新玉小学校(同市浜町)で行われ、同校の放課後児童クラブに通う小学1~5年生約20人が、プロの手ほどきを受けた。

 宇津木さんは日本女子ソフトボールリーグでプレーし、代表監督として2000年のシドニー五輪ではチームを銀メダルに導いた。子ども用のボールとバットを使い、キャッチボールやバッティング練習に汗をかいた同校2年の男児(8)は「普段はサッカーをやっているけどバットで打つのが楽しかった」と笑顔。宇津木さんは「スポーツを通じて人を思いやる心を育てたい」と話した。

 市内の児童クラブを運営する「明日葉」が日本ソフトボール協会と共同で企画した。

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