「カブトムシの森」で待ってるよ 5.5メートルのオブジェや展覧会も 加須・むさしの村で昆虫イベント

「巨大カブトムシと一緒にぜひ写真も撮ってみてください」と呼びかける町井愛さん=埼玉県加須市、むさしの村

 埼玉県加須市の遊園地、むさしの村(中田利典社長)で、毎年恒例の昆虫採集イベント「カブトムシの森」が開催されている。

 採集できるのは国産カブトムシと同ノコギリクワガタでいずれも雄。専用容器に入れて有料で持ち帰ることができる。国産カブトムシのペアが800円、同ノコギリクワガタのペアが千円(いずれも税込み)。雌は雄を採集後、受付でもらえる。

 さいたま市から訪れた親子は、カブトムシやクワガタを手のひらに乗せて観察するなど夏の風物詩を存分に楽しんでいた。今夏はまた、世界の350匹以上の昆虫の立体標本を展示する「闘う昆虫展」や全長約5.5メートルの巨大カブトムシ造形物の展示もあり、見どころ満載。同社の遊園地事業部営業企画課の町井愛さんは「子どもたちの夏休みを夏ならではの企画で盛り上げようと思った。ぜひたくさんの昆虫に合いに来てほしい」と話していた。

 カブトムシの森は8月7日までの土・日曜限定、闘う昆虫展などは同28日まで毎日開催する。詳細は、同社ホームページへ。

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