NY2球団のサブウェイ・シリーズが開幕 初戦はメッツが逆転勝利

【ヤンキース3-6メッツ】@シティ・フィールド

ニューヨークを本拠地とする2球団が対戦する「サブウェイ・シリーズ」がスタート(7月にシティ・フィールドで2試合、8月にヤンキー・スタジアムで2試合)。その初戦は、ヤンキースが二者連続アーチで先制したものの、メッツが直後に逆転して6対3で勝利した。メッツ先発のタイワン・ウォーカーは6回7安打3失点で8勝目(2敗)をマーク。3番手のエドウィン・ディアスが22セーブ目を挙げ、ヤンキース先発のジョーダン・モンゴメリーに3敗目(3勝)が記録された。

ヤンキースは1回表にアーロン・ジャッジの38号ソロ、アンソニー・リゾの23号ソロと二者連続アーチが飛び出し、幸先よく2点を先制。試合はヤンキースのペースで進むかに思われた。ところが、メッツは直後の1回裏に反撃し、スターリング・マルテの10号ソロとピート・アロンソのタイムリー二塁打であっという間に同点。さらに、二死2塁からエドゥアルド・エスコバーが12号2ランを放ち、勝ち越しに成功した。

メッツは3回裏に1点を追加。4回表に1点を返され、再び2点差となったが、8回裏にジェフ・マクニールのタイムリーでダメ押しの6点目を奪い、8回表の途中から登板していた守護神ディアスが9回表一死1・2塁のピンチを二者連続三振で切り抜けて「サブウェイ・シリーズ」の初戦を制した。なお、ディアスは今季40回2/3を投げて89奪三振をマーク。9イニングあたり17.93個という驚異的なペースで三振の山を築いている。

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