箱根の美術館、水族館、ユネッサンなど22施設が遊び放題 小田急、8月からデジタル券通年販売

「はこチケ」のイメージ(小田急箱根ホールディングス提供)

 小田急グループの小田急箱根ホールディングス(小田原市)は8月1日、箱根エリアの観光施設が利用し放題となるデジタルチケット「箱根遊び放題チケット(はこチケ)」の通年販売を始める。昨年12月から3カ月の限定販売が好評だったため、レギュラー商品化を決めた。

 利用できるのは箱根ガラスの森美術館、箱根園水族館、箱根小涌園ユネッサンといった美術館や温泉施設など22カ所。期間中は利用し放題のサブスクリプション(定額制)で、価格は1日間(大人5500円)、2日間(同7300円)、3日間(同9800円)。

 箱根登山電車やロープウエーなど八つの乗り物の乗降が自由となる「箱根フリーパス」とセットで購入すると、最大1800円安くなるチケットも同時に販売する。

 観光情報ポータルサイト「箱根ナビ」や、次世代移動サービス「MaaS(マース)」のアプリ「EMot(エモット)」などで扱っている。問い合わせは、同社電話0465(32)6801。

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